CAN/CAN-FDに対応した自動車向け遠隔計測バンドル
intdash Automotive Pro CAN/CAN-FD DAQ Bundleは、CAN/CAN-FDに対応した自動車向け遠隔計測バンドルです。専用の車載装置と、CANデータを取得するインターフェース機器、クラウドシステム、データ可視化・管理アプリケーションをワンストップでご提供します。
従来のデータロガーを使ったワークフローでは、計測機器のデータをHDD等のデータディスクに保存、管理し、それらを各計測地点から回収していました。 回収したディスクからPCへデータをコピーし、複数ソースのデータを活用しやすくするための準備として、タイムスタンプを揃えるなどの、後加工処理が必要でした。 intdash Automotive Pro CAN/CAN-FD DAQ Bundle では、計測時にCANやGPS、ビデオデータなどの、複数の計測機器のタイムスタンプを統合し、クラウドサーバーへリアルタイムに自動でアップロードします。これにより、ディスク回収の手間や時間を削減できます。また、タイムスタンプを揃えるなどの、これまで属人的な作業であったデータの後加工処理も不要になり、作業時間を短縮できます。データはクラウドにあるので、複数拠点から同時にアクセス可能です。
リアルタイムに、データをクラウドへ送信し、収集できます。
車載装置でタイムスタンプを揃えたデータを送信するので、すぐに利用できるデータを提供します。
収集中のデータをライブストリーミングで閲覧可能です。 専用のアプリケーションをインストールする必要なく、ブラウザさえあれば閲覧可能な、可視化Webアプリケーションをご提供します。
クラウドをベースにしたシステムなので、計測中から多拠点でデータを共有可能です。
intdash Automotive Pro CAN/CAN-FD DAQ Bundleではハードウェアとクラウドサービスをオールインワンのセットで提供します。CANまたはCAN-FDを主体に映像を組み合わせた計測目的別にテストセットを選択可能です。
※両バンドルとも追加テストセットのご購入時、最大2式まで増設可能です
* データフェーズ : 最大 2Mbps。但し通信状況によって利用可能 CH 数は変動します。 詳細については、お問い合わせください。
EDGEPLANT T1 APPLIANCE (NVIDIA® Jetson™ TX2)
バックエンドシステムの intdash は、リアルタイムストリーミングと、データの永続化の、同時実現を目指して設計されています。そのために、独自のデータストリーミング向けプロトコルである、 iSCP(intdash Stream Control Protocol) を開発、採用しています。 モバイル回線などの、不安定なネットワーク環境で瞬断が発生した場合にも、自動的なデータの回収シーケンスによって、伝送できなかったデータを車載装置側に一時保存し、回線復活時に自動的に再送信します。これにより、発生したデータを取りこぼすことなく、サーバへ完全回収することができます。多様な形式のデータを同時に扱う前提で設計されたシステムのため、CAN に加えて動画や音声などが混在したデータ計測にも対応します。データ収集時にタイムスタンプを付加するため、すべてのデータに対して時間軸が揃った状態でデータを回収できます。
HTML5を駆使し、ブラウザベースのUIを提供。ドラッグ&ドロップの直感的な操作により、ユーザー自身が簡単にダッシュボードを作成し様々な切り口でデータを可視化することが可能
当ソリューションの概要を動画でご紹介しております。
intdash Automotive Pro CAN/CAN-FD DAQ Bundleは、車両データ計測に最適化された、ハードウェアとソフトウェア、クラウド サービスをワンストップでご提供し、お客様の開発DXを推進します。