優れた環境耐性を備えた軽量コンパクトな汎用設計
株式会社アプトポッド(本社:東京都新宿区、代表取締役:坂元 淳一、以下アプトポッド)は、モビリティ分野、ロボット分野を中心とした産業DX市場に向け、高度なAI/IoT環境を実現するエッジコンピュータブランド『EDGEPLANT® 』(エッジプラント)より、優れた環境耐性を備えた小型軽量のカメラユニット EDGEPLANT EP1-VM01Aをリリースすることを発表いたします。
EDGEPLANT EP1-VM01Aについて
EDGEPLANT EP1-VM01Aは画像解析やAIによる画像認識など、産業シーンのエッジコンピューティングにおいて需要が高まる動画像の取得、収集を行う際の環境耐性や設置のしやすさなどを考慮したUSBカメラユニットです。
EDGEPLANT EP1-VM01Aの特長
- 軽量・コンパクト
- 広い動作温度範囲 (-20℃~+60℃)
- 優れた電磁ノイズ耐性
- 民生レンズフィルタを装着可能
- USB接続によるエッジコンピュータへの容易な接続
さまざまな産業シーンで活用可能な環境耐性
自動車、産業機械、ロボティクスなど産業シーンでの搭載を考慮した温度耐性、電磁ノイズ耐性※を備え、さまざまな産業におけるIoT/AIシナリオにおける設置条件に対応可能です。
※ 車載用EMS試験 ISO11452-2 2019 20V/mクリア
フレキシブルな設置
汎用的な三脚穴(1/4インチネジ)に対応し、様々な汎用アタッチメントを活用した設置が可能です。
民生レンズフィルタに対応
汎用的な民生レンズフィルタ(28mm)に対応するため、PLフィルタ、NDフィルタなど用途に応じたフィルタを装着することが可能です。
EDGEPLANT T1との組み合わせに最適
EDGEPLANT EP1-VM01Aは高性能なIoT/AI向けエッジコンピュータEDGEPLANT T1に最適なカメラデバイスです。EDGEPLANT T1が実現するGPUコンピューティングに最適な動画像入力を可能とし、AIによる画像検知・認識の画像入力をサポートします。
- エッジAIにおける画像の入力
- 機械学習向けの動画像データ収集
- IoT端末への複数台の接続によるマルチ撮像
EDGEPLANT EP1-VM01Aの仕様・価格
<価格>
オープンプライス
<仕様>
最大解像度 | Full HD (1920×1080) |
最大フレームレート | 30 fps |
エンコード | Motion JPEG |
視野角(FOV) | 95° |
フォーカス | マニュアルフォーカス(パンフォーカス) |
フィルタ径 | 28mm (汎用フィルタ装着可能) |
インターフェース | USB2.0 High Speed (UVC 1.1) |
USBケーブル長 | 3m (フェライトコア付) |
動作温度範囲 | -20℃ ~+60℃ |
EMC | ISO11452-2(2019)、放射レベル 20V/mのアンテナ照射ノイズ耐性あり |
サイズ | 35mm×35mm×48mm (縦×横×奥行き) |
重量 | カメラ本体 約70g(ケーブル込重量 約130g) |
エッジコンピュータシステムブランド『EDGEPLANT』について
EDGEPLANTは、産業DXに不可欠な、AI/IoTにおける高度で堅牢なエッジコンピューティング環境を提供するハードウェアブランドです。EDGEPLANTは、GPU搭載のエッジコンピュータと、各種制御バスやセンサーネットワークに接続するためのインターフェイス機器、カメラシステムなどで構成されます。
EDGEPLANTの適用分野
- 自動車、バス、トラックなどのモビリティ
- 重機、建設機械、農業機械
- ロボット、AGV など
EDGEPLANTが実現するソリューション
- 動画像をはじめとしたエッジAI処理
- 複数カメラ入力からの動画エンコード処理
- データフュージョン処理による学習データ収集
- ロボティクス分野におけるROS処理とコネクテッド化
intdashとEDGEPLANTが実現する高度なDX環境
EDGEPLANTを、高速IoTプラットフォーム『intdash』におけるエッジコンピューティング環境として使用することで、エッジ/クラウドのハイブリッド環境を実現することができます。
- 膨大なデータフュージョンにおけるエッジ処理
- ロボティクスにおけるROS環境のクラウド対応
- 高いエンコーディング処理能力による、遠隔画像収集、遠隔監視、遠隔操作の実現
- クラウドベースで開発したAIモデルのエッジ環境での稼働
本リリース/製品等に関するお問い合わせ
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